WECル・マン24

実機について 1986年にコナミから登場した、疑似3Dレースゲーム。
世界的に認知度の高いモータースポーツである「ル・マン24時間耐久レース」をモチーフとする。
コースも開催地の「サルテ・サーキット」をモデルとするが、レースのルールは実際と異なる。

レーシングカーのコクピット部分だけ載せた様な、非常に特徴的なデザインの筐体である。
当時のコナミは、「世界スポーツプロトタイプカー選手権」の参加チームである「スパイス・レーシングチーム」のスポンサーであり、
外観も当時のレーシングカーの塗装を模している。
円筒状の構造になっており、上半分のコクピット部分がプレイヤーのハンドル操作に合わせて大きく旋回する。
更にハンドルにはキックバック機能も搭載され、リアルな運転が楽しめる。
グラフィックも昼から夜、夜から朝へと移り変わり、24時間レースを意識した演出となっている。

制限時間内までにチェックポイントを通過すると制限時間が延長され、次のステージへ進行する。
1周は3ステージ構成になっており、4周(12ステージ)でゴールとなる。
順位を競うレースではないが、他車を1台追い越す毎にスコアに1000点追加される。

作品について&戯言 2018年の年末…
ある超大型筐体のミニチュアを、年末恒例の目玉作品にしようと秋頃から制作を進めていたものの、
仕事で残業が続いたり、私生活でも「プレイステーション4」の面白いゲームにハマってしまったりと、
色んな事情が重なり、制作をサボってしまいました…
その代わりとして急遽、このゲーム筐体ミニチュアの制作を思い立ち、突貫工事で大晦日に完成させました。
筐体各所のマーキングも、手描きだと汚くなるので思い切って省略してます。
一応、実物通りにコクピット部分が旋回する構造になってます。
ツイッターで散々予告してた超大型筐体でしたが、結局コレが平成最後の大晦日を飾る作品になっちゃいました(笑)
因みに、このゲームは全く遊んだ事がありません。

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